明日はどっちだ #50

『明日はどっちだ』は

年上三人だけが出ている番組

 

昔は自分のことを

”不器用な人間です”って言ってたし、

不器用なゆえに、

いいところも悪いことも

真っすぐに受け止めてしまい、

それがしんどいときもあった。

でも今はその不器用さも

コンプレックスも含めて

渋谷すばるという人間なんやなって

思えるようになりました。

米澤さんと出会って

特別何が変わったというより、

自分がこれまで

カッコいいと思ってやってきたことは

間違いじゃなかったんだなと

再確認できました

 

受け手が適当じゃアカンと思う。

だから、自然とこっちも熱くなります。

番組が始まる前までは

テレビで泣くのは嫌だとか思っていたのも、

今思えば、

何を気にしていたんやろ?って。

VTRに身を任せていたら

自然と泣いていたんで。

真剣な人がそこにいるから

真剣に見てしまう、

引き込まれているんです

 

自分なりの言葉で、

ちゃんと状況を消化して伝えられたらなって。

すぐにハッピーエンドとはいかなくても、

頑張った先に必ず道は開けるんやなって。

自分がここまで

年齢を重ねてきただけの感じ方って

やっぱりあると思う。

”今、頑張りどきやで”って

思うことがよくある。

崖っぷちの人が

がむしゃらにやってるのを見ると、

自然と自分も頑張ろう!って思うし、

さらにそう思わせてもらったことに

感謝の気持ちも生まれるんですよね

 

これまでを振り返って得た、

彼らなりの想いです。

いろんなことがありながらも　

一つの道で頑張ってきたからこそ　

巡り会えた仕事。

そこでまた　新たな力をもらって　

自分の力になっていってるんだろうな

 

50回目に　男子高校生の新体操部が登場。

なかなか珍しい競技で

インターハイ出場に挑む高校生です。

レギュラーの座を目指して誰もが頑張って、

でも全員がレギュラーになれるわけではなく。。。

落ちるのは　一人。。。

 

レギュラーになる=夢を叶えること！

誰もが一生懸命です

 

けがで

「走ったりジャンプするのはダメです」

と言われても、

出来ることをコツコツと練習している。

 

その様子を　三人とも　

口を真一文字に結んだまま　

見入ってます。

そしてやはり　

けがで出遅れた彼がレギュラーになれませんでした

 

その彼に先輩が掛けた最初の言葉が　

「おんぶして」

先輩をおんぶして　

ただウロウロ歩き回るだけ。

特別な会話をするわけでもなく　

ただおんぶして歩くだけ。

触れ合ってる背中を通して　

無言の会話してるんだろうな

 

頑張ったけどレギュラーになれなくて　

悔しい。

努力してたことは　わかってるよ、

よく頑張ったね。

 

あぁ　たまんないっすね　これ

すばるは涙が流れるままに　

見入っていたね

いい仲間やわ　みんな優しいわ

言葉はないねんけどさ　

すごい気持ちがわかる

青春やわ　やっぱり

 

ここで流れる歌は『オモイダマ』でしょ!?　

と思ってました、私!

 

報われる日もある　

報われない日もある

それでも”選んだ道”を

悔んだりしたこと　なかった

”きっと　もう一度”

その夢に届くまで　

僕ら　ここにいるよ

 

高校生なりの頑張りに　

素直に気持ちを動かされ、

恥じることなく　泣けるのも　

なんだかいいもんですよね