安田章大が原作の根っこにあるものを届けてくれる [∞雑誌・書籍]
SATGE SQUARE vol.26
2017.4.27発行
買って何日も経つけど
やっぱり私の中では
この雑誌は16ページからしか
始まらない
この顔つきが
稽古を経て
舞台ではどう変化しているのか
初日が待ち遠しくなってきました
マンガのキャラクターを
生き物として存在させるために、
僕たちは気持ちを込めて
『俺節』の世界を演じます。
それで、観終わったお客様から
「コージたちは、この地球上で
実際に生きているんだな」
と思ってもらえるような仕上がりに
なればいいなあと思っているんです。
舞台で演じることの責任感が
伝わってくる言葉です
舞台は生もので毎回芝居が変わる
その中でヤスが今回伝えたいのは
感情をコントロールしながら
必死でバランスを保って生きている、
けれども率直で生々しい姿
伝えたいことが福士さんと
しっかり統一されているのは頼もしい
二人の芝居と歌とギターが
どんな熱量で飛んでくるのか、
すごーく楽しみ!
福士さんがヤスのことを
「佇まいがニュートラル。
いい意味で気負いがない。
懐が深い」って!
それはヤスの中に
”こんなふうに観られたい”
というヘンな欲がないからだろうな
自分のイメージ付けは自分でしない、
自分をさらけ出すことを怖がらない、
それが安田章大なんだと思う