安田章大の泣きの演技を見て想う [安田章大]
フラジャイル #05 2016.2.10
腫瘍内科と緩和ケアの医師に
先生は腕がいいんですね
そう言ったとき、
顔は笑っているのに 気持ちは笑っていない
この声
すぐに カゴツルベのときの声を思い出した →ここです
生きていることに積極的な意味を見いだせない、
そんな境遇のなかでも人に優しい気持ちを忘れない。
だけど 感情を揺さぶられる出来事に心が触れたら
素直に自分の感情を表す。
お芝居の中の人物のようで 実在するようで…
見た目がカッコいいとか 仕草がステキだとか、
そんなことよりも
ちゃんと生きていることの
切なさとか 真剣さとか、全てひっくるめて
人物まるごとで胸にせまってくる
ヤスの中にいる、小早川くんだ!
あぁ ヤスの演技仕事だなぁ って…
簡単に説明できる人物じゃないのに
そこにいるかのように思ってしまう
ヤスの表情に引き寄せ 魅せられてしまう
ヤスは
見る人の心を揺さぶる演技者