日経エンタ 2014.8月号 TOKIO 20周年に寄せて [∞雑誌・書籍]
日経エンターテイメント 2014.8月号 TOKIOが築いた20年
昨年の『リリック』以降、原則全楽曲自分たちで書く方向にシフトしたTOKIO
思い描いてるものは5人それぞれ違う、ということを前提に
「こういうものをやりたい」と各自デモテープを作り説明するんだって。
こういう手間をかけることで ”自分たちの曲” という意識も高くなってくんだろうな
そして長瀬くんがサウンドプロデューサーとなって、
5人5様の楽曲群に統一感を持たせて”TOKIOサウンド”の確立を目指す、と。
「音楽面でも評価されたい」と願うだけでなく、
実際に実現するためにどうするか、道筋が決まった感じです
道筋がかっちり決まるまでに20年。。。
∞はまだ半分の10年、今からやね
そして、5人いることで 私が最も気になっていることも語ってました
Q それぞれに音楽の指向性もあるから、そんなにも割り切れるものでしょうか
松岡:”個人の好きな曲”と”TOKIOの曲”が完全に一致してるとは限らない。
ドラムを叩くにしても、長瀬の指示に従って叩くことに抵抗はない。
彼のディレクションでTOKIOの音楽が完成するんだと思うと、自ずと納得できる
城島:最後にまとまるっていうのは、やっぱりみんなTOKIOが好きだからじゃないですか
国分:みんながいい方向に進もうと思えば、許せない部分もあるし、
ここは妥協したくないって言うメンバーも出てくる。
互いに本当のことをわかり合うまでには、20年なんてまだまだなのかもしれない
長瀬:ずっとバンドでやってきたからこそ、こういう男っぽい悪ノリとかバカな感じとかも、
きっと音楽で再現ができるんだと思うし。
音にしても自分たちで演奏するからこその人間っぽさがある
山口:グループをちゃんと愛して1回もやめずに続けることのすごさって あると思うんだよね
5人とも”TOKIO”のことが大好きなことが伝わってくる言葉です
大事なものだから傷つけたくない、なくしたくない
一人ひとり 好みもさまざまだろうし、音楽に対する熱量も違うだろう
そこでどうやって折り合いをつけるのか、折り合いをつけることが出来るのか、
すごく気になってた部分です
でも、∞だって10年以上一緒にやってきてる
きっと各々自分なりの折り合いのつけ方があるんだろうな
そして どうしようもないときには みんな集まってご飯食べながら再確認して…
そんな時間を重ねながら 自分たちなりの道を歩んでいくのも かっこいいよ