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ばしゃ馬さんとビッグマウス 初試写会 挨拶(追記しました) [∞映画関連]

ばしゃ馬さんとビッグマウス 2013.10.10 梅田Ema ブルク7

18:40 開場 19:00 開映 

登壇者 : 麻生久美子 安田章大 吉田恵輔監督

司会:映画公開前に一足早くご覧いただくわけですけども

   しかも今日はこの会場に素晴らしいゲストの方が

   駆けつけてくださいました。

   皆さんご存知ですよね!? 心の準備はどうですか?

   大丈夫ですか? どきどきしてますか?

   そのどきどきは 拍手にぶつけてください。

   それではご登場いただきましょう。

   麻生久美子さん 安田章大さん 吉田恵輔監督です

   どうぞ

   (「きゃあ[ハートたち(複数ハート)][ハートたち(複数ハート)][ハートたち(複数ハート)]」 舞台下 下手側扉から 

    ヤス 麻生さん 監督の順に登壇。

    「きゃあーー」と自然に出てたのは間違いない。

    それぐらいイケてるメガネ男子ヤス[黒ハート]

    ここから先、終わるまでヤスしか見てないので 

     麻生さんの服装や表情は一切わかりません)

    ではお一人ずつご挨拶いただきたいと思います。

   まず 麻生さん、お願いいたします。

麻生:本日はお忙しい中、完成披露、じゃない、

   試写会にお越しいただいてありがとうございます。

   この作品は去年の11月に撮ったので、

   約1年経って初めて皆さんに見ていただけるということで

   ちょっとドキドキしていますが、

   楽しんでいただけたらなあと思います。

   短い時間ですが よろしくお願いします。

司会:次に安田さん お願いします。

安田:ようこそいらっしゃいました (「きゃあ[揺れるハート]」)

   お越しくださってありがとうございます。

   えー 

   (低くて気持ちに響いてくる すっごいすてきな声!) 

   初めての作品でこれから二度と

   ”初 主演”というものはないと思いますので

   (そうだよ、”初”は最初の一回だけだもんね)

    存分に皆さん楽しんでいってください。

    ありがとうございます。

吉田:監督の吉田です。ほんとに素敵な二人と出会えて 

   この日を迎えるのを楽しみに待ってたんで、

   とても嬉しいです。

   ありがとうございます。

司会:なんといっても この関西で舞台挨拶という。地元。

    安田さん、今のお気持ちを。

安田:それは嬉しいですねえ

   (抑揚がちょっと変になってる。)

   このEmaに僕 よく来てましたしね。

   この映画館にも来てますから。

   そこのスクリーンで自分の顔が映るて 

   不思議な気持ちですよ。

司会:大きく映りますよ。

安田:ドーンといきますからね。それはもうね 

   皆さん、毛穴まで見えるんです。

   楽しみにね。ほんと 嬉しい限りです。

司会:やっぱ ちょっと落ち着きますか?

   帰ってきたな、みたいな。

安田:やっぱり あの 故郷になりますからね。

司会:嬉しいですね。そないに言うてくれはったらねえ。

安田:いきなり関西弁 強なりましたね。

司会:ちょっと無理くりでしたかしら!?

安田:んは あっはっは

   (大きい声だけど かわいい笑い方)

司会:麻生さんはなにかこう 

   関西で舞台挨拶されること ありますか。

麻生:そうですね。

   舞台挨拶 何度かさせていただいてるのと、

   舞台で一度来たことがあります。

司会:大阪の思い出、ありますか? 印象に残ってること。

麻生:大阪 美味しいものがたくさんあっていい。

安田:美味しいもん いっぱいありますよ 

   (「おばロク♪やん」)

   粉モン 美味しいですからね。

司会:美味しいもん食べたなっていう思い出が はい。

吉田:大阪はあんまり来ることないんです。

   友達もいないんで。

   大阪はすごいおっかないイメージがしたんですけど。

   安田君と出会って なんか 大阪の人、

   安田君みたく皆素敵な人なんだろうなって思いました。

安田:ふはっはっは。

   取ってつけたような言い方 してる、なんでえ!?

司会:(ヤスに向かって)大阪の好感度上げていただいて 

    ほんとにありがとうございます。

    今回は夢を叶えたくて頑張ってる人たちの作品で

    脚本家志望なんですね お二人。

    実は監督もモデルになっているというお話を

    伺ったんですけど。

吉田:はい

司会:どういった想いで作られたんでしょうか?

吉田:監督になるために二十歳から30まで

   地獄のようにコンクールに落選し続けて

   ピラミッドの底辺にいるっていう状況が長かったんで 

   その苦しみを 映画に乗っけてみたんですけど 

   その先の素敵な話は映画を見て

   感じ取ってもらえたらと思いますんで

司会:ほんとにばしゃ馬のようにがむしゃらに

   頑張っているのが麻生さんで

   なかなか麻生さん 

   夢が叶わなくて辛いシーンもありましたよね

麻生:そうですね。元彼とのシーンは

   すごく撮影も大変で29テイク、

   5分の長回し1テイク1カットで

司会:5分ずっと撮り続けるのを29回

吉田:6時間ぐらいかかりました。

司会:要は監督がなかなかOK出さなかったということですか

吉田:お互いギアがなかなか入るまで

   時間がかかったというかね

麻生:時間かかっても。

   もともと時間かかるって思ってたんで

吉田:そう。「麻生さん はまるよ」って言っておいたから

麻生:大切なシーンなんで

司会:そのシーンが出てきたら

   「あ ここは29テイク 撮りはってんな」って

    そのばしゃ馬さんに対して安田さんは

   (「はい」とちゃんと返事するヤス)

    ビッグマウスと(「はい」)呼ばれてしまうと。

    大きいことばっかり言うてしまう(「はい」)

    彼なんですけども(「はい」)

    なんかこう ちょっとしたら憎たらしいというか

    うっとおしくも思われそうな、

    でも愛らしさは忘れない、みたいな。

    そういったところの役作りの

    難しかったところって どの辺りですか

安田:役作り…ってだからあの 

   脳みそで考えて喋るんじゃなくて、

   口が勝手に喋ってるっていうふうに

   持っていけたらな とは。

   だから悪気はなく、口から

   ボーボーボーボー出てしまってるというふうに

   演じれれたらな、とは思ってました。はい。

司会:普段の安田さんはこないにビッグマウスではない?

安田:そーですねー 基本的にはだんまりしてますね。

司会:割とだんまり派なんですか?

安田:あんまり そんなガツガツとは喋らないですし、

   「俺 すごいねんで」なんて言うたこと、

    ないですね。はい。

    観ていただいて ”こんな感じなんだなあ”と

    思ってもらえると思います。

司会:ほんとにこうビッグマウスと言われるくらいに 

   とにかくこうのべつ幕なしに 

   よう喋ってはりますけど、

   台詞の量も多かったんちゃいますか?

安田:そう。麻生さんの含めお互い 台詞がもうねえ

麻生:映画でこんな量って なかなかないですね

吉田:そうですね。 ま、嫌がらせ

安田:ふぁあっはっはっはっは~

吉田:でも大丈夫。こんないっぱい喋ったら

   次の映画は「こんだけでいいの?」と思いますよ。

安田:そうですね。もう ありがたいです。

司会:脚本家志望のお二人だから 

   よう喋るっていう設定なんですか?

吉田:ねえまあ とにかく会話劇にしたくて。

   二人の会話のやり取りが面白く

   さらにそれが時間によって変化していく課程で、

   距離が変わっていく、みたいなところをやりたかったので。

   なので 無駄に多くしましたからね。

安田:無駄にって 爆 爆

吉田:なくてもいい単語がいっぱい出てる。

麻生:そうですか?

司会:一言一言まで 皆さん じっくり聞いていただきたい

   あと、食べてるシーンも多いなと思って

吉田:ああそうですね

司会:普段から監督が「食いしん坊やから」とか

吉田:いや別にそういう意味じゃない。

   人が食べてるところって なんか 隙があるから

   なんかこうリアル。

   とにかくリアルなものが好きなんでね。

   食いながらとか、タバコ吸いながらとか、

   そういう自然の中で発生するものがリアルで、

   ただ二人とも手の動きが全然繋がらないの。

安田:へっへっへっへ

吉田:編集の時、全然繋がらないの。

安田:それは申し訳ございません

吉田:なんか動きが違うなーと思いながら 

   でも なんか 素敵だからいいです。

安田:はっはっは ありがとうございます

司会:そういう苦しさもいろいろあったんですね

   細かいところまで 

   たっぷりと皆さんにはご覧いただきたいと思います。

 

[カメラ][カメラ]この後 フォトセッション

ヤスは眼鏡を外して胸ポケットへ。

眼鏡外してもイケメン[黒ハート]

「かわいい~」の声が聞こえたらしく

「29やでもう、かなわんわ」と言うヤス。

報道からの注文に応じて体の向きを変えるたびに「かわいい~」

私も思わず言ってた、

だってホントにかわいい動き方やったもん。

 

(追記)

挨拶とフォトセッションが終わり降壇するとき、

監督、麻生さんに続き 最後がヤスでした。

ヤスは階段のところで立ち止まり、

客席を見渡して深々とお辞儀してくれました。

「見に来てくれて ありがとう」と

体全体で言ってくれているようでした。

決して短い時間でなく、丁寧に礼をしてくれて

私のほうが胸が熱くなりました。

こうして感謝の気持ちを表してくれて 

すごく嬉しかったです。

 

話す人のほうを向くので、客席向いてない時も多かったです。

客席向いてる時は色んな方向を見てた。

たくさん笑ってて楽しそうでした。

 

映画はネタばれになるので控えめにします。

ただヤスが言ってたように 

大きいスクリーンにヤス一人が映ってるのが

不思議でもあり 嬉しくもあり 感動ポイントでした。

 

半袖Tシャツだと筋肉がよくわかって 

もうそこが気になって仕方ない。

うでの筋肉、のど仏、とにかくよかった。

 

始めのほうの天童は

「うっわー めんどくさいやつ。いややわー」

だけど馬淵の言葉で変わっていった。

 

自分の母のことを話す場面では胸が詰まりました。

話し終えてた天童のこと、抱きしめて温めてあげたかったよ。

 

ペイチャンネル見てる場面では 

グアムのこととか想像してしまって、

「こんな感じで見てるのかなあ!?」とか思えて 

現実と重ね合わせて面白かった。

ここは実生活が役立ってるのでしょうか?(爆)

 

母親役の秋野さんで話は引き締まった感じになる。

特にヤスも印象に残ったシーンとしてどこかで話してた、

みかんの出てくるシーン。

すごくいい言葉とか、印象的な動きとかは思い出せない。

けど、素っ気ない態度と物言いだけど精一杯甘えてる息子と

ベタベタ甘やかすようなことはしないけど

心から愛する息子を心配して励ます母。

短いやりとりから そんな感じがしてホロリとしました。

ここの関西弁でのやりとり、とても心に残ってます。

 

麻生さんが29テイク重ねたシーン。

ここは「あっ、あっ、ああーー」

分かるけど、それは違うやろ!?

でも馬淵さんは賢明だった、ほっ。

 

土手でのシーンはどんな結末になるか予想できなかった。

天童の表情、言葉が切なかった。

そして馬淵さんの言葉を待ったよ。

馬淵さんは大人だったなあ。

天童の言葉を重ね合わせると 

エンドロールとともに流れる主題歌が ピアノでよかったと思う。

言葉があると、その方向に気持ちを

持っていかれがちになるけど

言葉が無いので 

自分で結末のその先を考えることが出来るから。

 

全編通して 恋愛っぽくはないし、大事件もない。

けど生きてるって こんなことの繰り返しだなあ、

という日常が丁寧に描かれてる。

天童の人生の一部分を見せてもらった感じです。

そんな気がしました。


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